目と鼻の先は、オーガニック。日々の暮らしから「共に生きる」を考えるコラムcolumn

選ばれ続けるそのワケは スーピマエンジェル ウォッシュタオル フェイスタオル バスタオル


よい季節になりましたね。

一番人気はエンジェルです

ゴールデンウィークの間、
空を見上げては天使のことを考えました。


スーピマエンジェル ウォッシュタオル フェイスタオル バスタオル

天衣無縫のふかふか天使、スーピマエンジェル。
毎日、毎月、毎年、大好評。
どうしてスーピマエンジェルは、
いつも、いつでも、
こんなに売れているんでしょう。

定番の白に、
スーピマエンジェルフェイスタオル

色違いもあります。
スーピマエンジェルカラーフェイスタオル

カラーはちょっとオトナチック

いや、じっさい不思議なんです。

「いいですね、やわらかいし」
「よく水吸うし」
「きもちいい。大好き」

と、社内でも大変に好評なエンジェル。

子供さんが手放してくれないとか。
乾きも早くて使いやすいとか。

お客様のレビューも嬉しいエンジェル。

スラブガーゼをはじめとする
ガーゼパイルや
よんまるたん、
価格だっても少しお手ごろな
タオルたちをぐんと引き離し、
常に人気の天使。

どうしてそんなに人気なのか。
その理由に迫ります。

スーピマエンジェルというタオル

ところで、なぜ今スーピマエンジェルか。
ロングセラー、超ド定番のエンジェルか。
どうして今更、すでに人気のタオルをあえて取り上げるのか。

まさに、「だから」というわけです。

スーピマエンジェルは本当に人気で、
あえて喧伝せずとも
お客様の方から「あれはいいね」とご好評を頂いています。

設計も、色も変えずに、
長く、ずうっと売れているスーピマエンジェル。

パイル糸がスーピマコットンだとか
さらに糸づくりにも工夫があって、
しかも単なる甘撚りではなく
極甘撚りなんだとか
バイオ精錬という
革新的なエコ製法を用いているんだとか
いろいろな工夫がされているらしいのですが、
そのすべてをさておき
見て、触って、「いいねえ」と選んでもらえるタオルです。

はたと気がついてしまいました。
天使に甘えていたのではないか。

どうしてこんなに人気なのか、と
きっちり考えたことが
これまであっただろうか。

ずっとそばにいたのに、
その秘密を解き明かそうと
考えたことがあったろうか。

近くて見えぬは睫毛と申します。
思い至ったからには、
ひとつひとつ改めて
見つめてみましょう。

まずは名前の由来でもある原料から。

スーピマコットン

指定農園・産地直送・銘柄指定。
お米でも、
野菜でも、
コーヒー豆でもなく、
コットンの話です。

スーピマエンジェルの肌触り、
この極上感の由来は、
パイル糸、ひいては原料の綿までさかのぼります。

スーピマエンジェルのパイル糸は
オーガニックスーピマコットンを
100%使用しています。

スーピマコットンは、アメリカで生産されている、
綿の中でも繊維が長く、艶も美しい品種。
正確にはピーマコットンという綿花の品種の中の、
アメリカ西南部で栽培された超長綿繊維を
スーピマコットンと呼びます。

そして国際認証付きのオーガニックコットンですから、
無農薬・有機栽培お育ちはお墨付き。

これをごくごく甘く撚り、
ふわふわと柔らかく仕上げたのがエンジェルのパイル糸です。

さて、ここでポイントが一つ。
パイル糸は「甘撚り」です。

タオル好きの方でしたらご存知でしょうが、
世には無撚糸で作られたタオルもありまして、
これがまた非常にやわらかいものです。

綿は綿花から繊維を引き出し、
ねじり合わせることで糸になりますから、
撚る回数が少なければ少ないほどやわらかくなり、
しっかり撚ればそれだけ固く、強度を増します。
ですので、無撚糸は文字通り「撚っていない」糸。
やわらかさだけを求めるとしたら、これ以上はない糸かもしれません。

では、天衣無縫のスーピマエンジェルはなぜ「無撚糸」ではなく「甘撚り」なのか?
その答えは「オーガニックだから」です。

先にも申しあげたとおり、
無撚糸がやわらかいのは、
綿から糸にするさい、撚っていないから。
なぜ撚らずとも糸にできるかと言えば、
あらかじめ水溶性ビニロンという薬剤で
繊維をカバーリングしているからです。
水溶性ビニロンは文字通り
水に溶ける薬剤ですから、
生地を織りあげた後に洗い落とせば
繊維がほどけ、ふんわりタオルが
出来上がるという寸法。

ところで、天衣無縫のタオルは
オーガニックコットンで出来ているのですが、
オーガニック製品を製造するにあたっては、
原料がオーガニックであることは当然、
各製造現場が「環境に負荷を極力かけないこと」というのも
非常に大切な条件になります。

オーガニックなものづくりとは、
自然環境や労働環境に極力負荷をかけないやり方。
なぜ、と問われればそれは「よいものを、より長く作り続ける」ためです。

農産物である綿がタオルになるまでの間に、
各工程では水を多く使います。

たとえば、使った水はどこへ流れるのか?
その水を再び綺麗にするのに、
いったいどれだけエネルギーがいるのか?
過程を思えば、「使わないでも済む薬品は、使わないほうがいいよね」となるのは
とても自然な流れです。

「よごしたものを綺麗にする」よりも
「よごさない仕組み」を考える方が効率的ですしね。

さて、あくまでもオーガニックであり、
かつ、極上のふわふわ感を作り出すには
どうしたらよいか。

撚る回数が少ないほど
ふんわりと、やわらかい。
だとすれば、
糸になるか、ならないか、
ぎりぎりのところで止めたなら、
ふんわりとやわらかい糸が
できるのではないか?

ああしかし。
撚りの少なさは弱さ脆さと紙一重。
どうやったら、
撚りの回数を少なくやわらかく、
かつ、織るに堪える程度の
強度を兼ね備えた糸を作ることができるのか?

そこで、スーピマコットンでした。

スーピマ綿は、繊維が長い品種。
だから少ないつなぎ目でも繊維が絡み、
糸を紡ぐことができます。

ふわふわの肌合いと、
強度の両立。

矛盾する要素をクリアしたのは、
超長繊維綿であるスーピマコットンでしか
実現できない「極甘撚り」技術でした。

見てくださいこの艶。

設計にも秘密が

毛足が長いのは、どことなし上品に見えますよね。
長毛種の猫や犬なんかもお高貴な雰囲気があります。

我らが天使ことスーピマエンジェルは
艶やかに美しいタオルですが、
こちらはややロングパイル、
天衣無縫のタオルの中では
長毛種になります。

ところで、使いやすいタオルって何でしょう。
素肌にふれるものですから、
肌触りはもちろんよいにこしたことはないのですが、
それよりも、
なによりも、
よく水を吸ってすぐ乾く。
使いやすいタオルの条件は、これでしょう。

そして、エンジェルは毛足が長い。
毛足が長いというのはつまり
タオルの表面に顔を出しているパイルに
糸をたくさん使っているわけで、
普通に考えれば
糸量が多い分、乾きは遅くなりそうなもの。

でもでも、スーピマエンジェルは
乾きも早いのです。

まずはボリュームの違いを
お目に掛けましょう。
右側に積んであるのがスーピマエンジェルです。


スラブガーゼと
よんまるたんとの比較。厚みの違いは一目瞭然。

たたんだときのボリュームこそ
スラブガーゼやよんまるたんの1.5倍はあるように
見えますけれども、少なくともそれらと比して
極端に乾きにくいとは感じたことがありません。

厚みに反する乾きやすさ。
その秘密は設計にありました。

タオルはじつに複雑な織物です。
たいていの布地はタテの糸とヨコの糸で出来上がりますが、
タオルの場合はここに斜めから飛び込む
パイル用の糸が加わります。
ちょっとした3Dですね。

タテヨコナナメの糸が揃ってはじめて、
タオルという織物が出来上がります。

通常、パイル糸は全体の約6割を占めます。
ロングパイルのタオルとなれば
そのぶん使う糸の量が多く、
全体としても重く、厚くなりがちです。

けれど、エンジェルは乾きも早い。

いえもちろん、より薄手の
スラブガーゼやよんまるたんのほうが
乾くのは若干早いのでしょう。

とはいえ、お洗濯はだいたい
せーので洗って、
せーので干して、
せーのでたたみます。

一緒くたに洗ったタオルを
朝に干して、午後に触ってみて、
そこでエンジェルだけが
乾きそびれているなあとは
これまで感じたことがありません。

このボリュームをかんがみれば
充分に乾きが早いといえます。

ふわふわの肌合いと、
強度の両立をクリアした、
スーピマコットン100%の
甘撚りパイル糸。

肌に触れるパイル糸を支え、
拭きやすさ・乾きやすさを
実現するのは、
表には見えないタテとヨコの糸。

リッチな使い心地と
取り回しの良さを支えているのは、
タテ・ヨコ・ナナメのベストバランスを取るべく
考え抜かれた設計でした。

ちょっといいから、人気です

さて、長々とお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

ド定番・ド真ん中。ロングセラーの
スーピマエンジェルというタオルに、
真正面からがっちりと向かい合ってみました。

調べれば調べるほどに、
人の目と、手と、経験によって
作られたタオルなのだと実感しています。

人気を支えるのは、
確実な産地証明、
技を尽くした糸づくり、
経験が支える織設計。

何も足さず、なにも引かずに
ずうっと、長く人気である理由は、
きっとこれらによるのでしょう。

しみじみ思うのは、スーピマエンジェルは
「ちょっといい」タオルなのだな、ということ。

スーピマエンジェルは、ちょっといい。
パイル糸がスーピマで「ちょっといい」。

天衣無縫のタオルは、
オーガニックコットン100%のフェイスタオルが
1000円からとかなりお手頃。
そこへきてスーピマエンジェルは同じサイズで
白が1500円、カラーは1800円と
お値段も「ちょっといい」けれども、
毎日使うものが「ちょっといい」なら、
充分に投資の価値はあるのではないでしょうか。

なぜなら、生活そのものが「ちょっといい」感じになるのだから。

生活に天使を

日々の習いが生活を作り、
生活はその人を作る。

天衣無縫の製品は、すべて日用品です。
タオルも、肌着も、靴下も、
毎日かならず使うもの。

そして日用品は、生活用品とも言います。
ならば日用品を変えるのは、
生活を変えることに他ならない。

毎日、なんでもない繰り返しは、
いつの間にか、
にんげんそのものを形作ります。

生活が変われば、
人生なんてあっけなく
まるごと変わっちゃうもので、
毎日、毎日のくりかえしがいつの間にか
上機嫌な人生を作っていたなんて
あんがいよくある話です。

嬉しい変化は常にささやかで、
たとえば生活用品のひとつから
起きたりするのでしょう。


さて。
いにしえより、
天使はよい知らせを連れてくる存在と
相場が決まっているのでした。

五月です。
衣替えです。

朝の洗面台
トイレの壁
台所のフック
お風呂あがり

毎日くりかえされる
あなたの生活に、
どうぞお好きな天使を。

現場からは以上です。

(ムスメ)